単に今後の展示についての四方山話にて恐縮ですが、最近2022年のRoyal Academy of Arts(RA)の企画展予定が発表されました。 今年9月末から2022年1月末にかけて、大英博物館では画狂老人こと葛飾北斎展が開催予定なのですが、 なんと、追っかけるように河…
私の制作したアートピースが、現代アートの名門Whitechapel Galleryで開催されている「Yoko Ono: MEND PIECE for London」に展示されています。その模様を淡々と書き記します。
1980年代初頭ロンドン・シティの中心部に誕生したブルータリスト建築の至宝の一つであり、かつ、欧州最大規模の芸術コンプレックスことBarbican Centre。そのArt Galleryで開催されていた「Jean Dubuffet: Brutal Beauty」に行ってきました。その模様を淡々…
英国政府は、大学教育におけるアート・デザインコースへの支出を半減し、該当分をSTEM教育分野へ回すことを決定しました。 確かにSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)教育は大変重要で、モノつくり国家にとっては根幹となる教育です。情…
RAで開催されている「David Hockney: The Arrival of Spring, Normandy, 2020」展に行ってきました。その模様を淡々と書き記します。
The Design Museum(のショップ)で5日間だけ開催されていたSupermarketに行ってきました。その模様を淡々と書き記します。
本日、Art Basel及びUPSから、「The Art Market 2021」が発表されました。その概要を淡々と書き記します。 記事のポイント 世界全体の市場規模は昨年に続く縮小 地域別では中国の相対的比率が引き続き増加 市場の地殻変動なるか
ご無沙汰しております。 ロンドンは、今週から天気が良く、気温も上がり、日暮れも遅って、雨模様で日暮れが15~16時という暗い冬から、近づく春の足音を次第に感じられるようになりました。 そんな週初め、首相からロックダウンの段階的緩和に関するロード…
既報のとおり、4日20時(グリニッジ標準時)、イングランドは3度目のロックダウンに突入することが発表されました。一部閣僚は3月まで続くだろうと発言しており、コロナ禍による制限が1年を超える見込みとなりました。 当地では、3月後半~5月、11月と…
アーティスト所有のギャラリーであるNewport Street Galleryで開催されている「End of a Century」に行ってきました。その模様を淡々と書き記します。
本当に、コロナ禍に覆われた2020年でした。 私のいるロンドンでは、3月にロックダウン、夏に制限が緩和されたことで感染急拡大、秋に次第に行動制限が厳しくなり、11月は一か月再ロックダウン、クリスマス前に変異種が出てきて緊急再々ロックダウン状態←い…
Hauser & Wirthで開催されていた「Rashid Johnson: Waves」に行ってきました。その模様を淡々と書き記します。
KÖNIG LONDONで開催されている「Chiharu Shiota: Navigating the Unknown」に行ってきました。その模様を淡々と書き記します。 記事のポイント 昨年森美術館で入場者数約67万人を誇った塩田さん個展 作家の魅力の凝縮された展示 コロナ禍の不安な時代を感じる
Lisson Gallery (22 Cork St)で開催されている「Cory Arcangel: Totally Fucked」に行ってきました。その模様を淡々と書き記します。 記事のポイント ゲームアートで有名 マリオの魔改造 いまが食べごろの作品
ロンドンにある若手アーティストを応援するギャラリーpm/amで開催中の展覧会に行ってきました。その模様を淡々と書き記します。 ※注: 本記事は、非公開情報等を伏せて投稿しています。後日、情報がギャラリーのウェブサイトで公開になったら加筆の予定です…
今週、12月2日までのイングランドにおける再ロックダウンは予定通りに終わり、翌3日から再び3段階の行動制限に移行することが発表されました。 26日に地域ごとの行動制限段階(Tier)が発表され、私のいるロンドンは2段階目になることが明らかになりまし…
今週5日より、イングランドは再ロックダウンとなりました。 美術館・ギャラリー閉鎖のため、暫く更新ペースが落ちることとなります。 とりあえず12月2日までというスケジュールで始まった再ロックダウンですが、既にそんな短期間では終われないという説が…
ご紹介です。 コロナに先立つ昨年秋、「ArtReviw」誌でメインとして大々的に取り上げられた「A Drunk Pandemic」という作品において*1、英国・マンチェスター(現在感染再拡大の勢いが凄い)における疫病蔓延を題材とした日本人アーティスト集団のChim↑Pom、…
Michael Werner Galleryで開催されている「Georg Baselitz / I was born into a destroyed order」とWhite Cubeで開催されている「Georg Baselitz / Darkness Goldness」に行ってきました。その模様を淡々と書き記します。 White Cube展の様子 記事のポイン…
記事の更新間隔が再び1か月を超えてしまいました。この間、ロンドンは夏から秋を通り越して冬の雰囲気に。そして、コロナ感染再拡大を受け、今週末から再び行動制限が強化されます。 それに先立ち、ロンドン・リージェンツパークでアートフェアFriezeに合わ…
本日(9日)、Art Basel及びUBSから、「The Impact of COVID-19 on the Gallery Sector」が発表されました。その概要を淡々と書き記します。 記事のポイント ギャラリー売上は平均36%減(2020年前期) ギャラリーの1/3がスタッフを解雇 完全閉鎖したギ…
Logも30に達し、かつ、有難いことに読者様も50人を突破したタイミングで、一度記事のまとめ記事を投稿いたします。カテゴリーで区分しているものの、今後のため、コロナ禍関連という横の切り口も整理しておこうというものです。 本ブログで最初に新型コロナ…
Axel Vervoodt Kanaalで開催されている「Writing Beyond」をオンラインで鑑賞しました。その模様を淡々と書き記します。 Axel Vervoodt「Writing Beyond」映像より 記事のポイント "セレブ"に人気のデザイナー兼アートディーラー 欧州における「ワビサビ」の…
V&Aミュージアムで開催されている「Kimono: Kyoto to Catwalk」のキュレーター・ツアーをオンラインで鑑賞しました。その模様を淡々と書き記します。 © Victoria and Albert Museum, London 記事のポイント 着物の日本国外への影響に着目 インクルーシブな衣…
サーペンタイン・ギャラリーで開催されている「Cao Fei: Blueprints」に行ってきました。その模様を淡々と書き記します。 いや、今回は少しカロリー多めに書き記します。本ブログにしては長い投稿なので、お時間ない方は太字だけでも斜め読みして頂ければ幸…
前回のナショナル・ギャラリーに続いて、テート・ブリテンを訪問しました。その模様を淡々と書き記します。 記事のポイント コロナ下で、厳密な時間予約制による入場管理 予約段階で、鑑賞する年代を選択 空いていて、じっくり鑑賞するにはおススメ
ロンドンの美術館もコロナウイルスにより長期閉鎖を余儀なくされていましたが、色々対策を講じた上で7月以降順次再オープンしています。この度、ナショナル・ギャラリーを訪問しました。その模様を淡々と書き記します。 記事のポイント コロナ下で、厳密な…
英国の美術館等に再開の動きがある中、英国人の約半数はあまり行きたがっていないという調査結果が示されました。その概要を淡々と書き記します。 当該結果は、英国の調査会社であるイプソス・モリ社(世界的な調査会社であるイプソス社の英国法人)が行った…
オンラインで開催されたArt BaselとMasterpieceを訪問しました。その模様を淡々と書き記します。 画像引用:Masterpiece Onlineトップページより 記事内容に入る前に、先月来私事でバタバタしておりブログを放置していたら、気が付くと前回投稿より約1か月…
Pangolin Londonがオンラインで開催している「Lynn Chadwick: AT HOME」を鑑賞しました。その模様を淡々と書き記します。 画像引用:Pangolin London Exhibitions ページより 記事のポイント WW2後の英国を代表する彫刻家の一人 アーティストと「裏方」との…