欧州アートログ

ヨーロッパにおける企画展、ギャラリー、アートフェア等のログを淡々と書き記します。

新型コロナ:欧州ロックダウン段階的解除に関して

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ご案内のとおり、欧州では厳しいロックダウンが敷かれています。美術館、ギャラリー等が閉鎖されたため、本年3月に開設したばかりの本ブログも記事の内容に苦しんでおります。

 

この点、私が居住している英国において、6月1日よりギャラリーが、早ければ7月4日より美術館がオープン可能との判断がなされました(厳密にはイングランドについて。感染拡大が一定程度収束する等の条件付)。これにより、一か月以内には、最新の展示についてログを残すという開設時に意図していた投稿が再開できる見込みです。

[2020年6月3日追記]

どうもこの見込みは甘かったようです。その後の状況は、6月3日付け記事をご覧ください。

 

なお、大陸側では既にロックダウンの段階的解除が進んでいます。ドイツでは、4月27日から文化関連施設が次第にオープンしています。今月は、オーストリア、イタリア、ベルギー等においても、美術館再開の見込み。来月には、フランスでも美術館の再開が計画されています。

 

世界には、ロックダウンの緩和に伴い感染再拡大が起きている場所も既に生じています。この災禍が早く収束するよう、心より願っています。くれぐれも、ご自身の安全と、周囲の感染拡大とを共に防ぐよう留意ください。

ではまた。